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2014年12月29日月曜日

とほほの年の瀬

ついていない年末、ついていない私の人生。
世界中とは言わないけれど、日本中の不運を束にしてもらって生きている感じ。
そもそも昨夜は、用事をこなすために遠征のはずだった。
ところが、午前10時にアクシデントが起きた、普段なら12時に来るパルシステムが2時間も早く来たのだ。おそらく帰省で配達なしの家が相当あったのだろう。
寝入り端だった。抱える難病の症状の一つで重い光線過敏のため、昼夜逆転の暮らしをしている。
普通の家の普通の部屋なら朝の10時には太陽が差し込んで、明るいだろうけれど、窓は目張りして完全に太陽をシャットアウトして、私のいる室内は真っ暗だ。
インターホンが鳴っても寝ぼけて、灯りのリモコンが探せなかった。慌てて、手探りで真っ暗闇に立ち上がって、2歩目でよろめいた。
そして、拡げてある完全遮光の傘に尻餅をついた。
人生終了の鐘が鳴った。
命綱の完全遮光の傘がポキっと音を立てたのだ。
折れた!
今時、そもそも傘を修理するお店というのがない。
東京都内に30店ほど。今回は骨をまるごと取り換えなければならないだろう。
こうのような病気の人などのための特殊な傘だ。
ネットで神戸のお店(サンバリア100)から取り寄せている。勿論修理はしてくれるけれど、送らねばならないし、来年4日まで休業だ。
何故大事な完全遮光の傘を拡げていたかと言うと、良人がトイレの度に、私の寝室としている真っ暗な居間を通り抜けるのだ。その時、良人の寝室の扉が開くと光が差し込んでしまうのだ。寝ている時だけは、日焼け止めを落としているので、毎日傘を差して寝ているわけなのだ。
良人はいつもペンライトを持って、居間(私の寝室)を通り抜けている。
用事のための遠征の気力も体力も奪われた。
中止〜


届けられたパルシステムの品物の中には、きんとん、黒豆、伊達巻などもある。栗きんとんの国産栗が、鳴門金時のねっとりとした餡に溺れて、身動きがとれない我が姿のように思える。甘くなくて美味しかったけれど。
つやつやと輝く丹波の黒豆は、漆黒の闇にしか生きることができない我が身を思う。 予想以上に黒豆が大きくて、甘さはかなり控えめで、黒豆に文句はないのだけれど。
 一昨年は、晦日にプリンターが壊れた。年賀状の印刷を前にして。
こちらは、今年業績がよろしかった会社の入り口。
今年も、ツキまくっている人もいるのだろうな。
孤独のグルメでも見て、前向きになれるといいな。




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